本館は歴史民俗資料館と
映画資料館が併設され、
平成8年2月23日にオープンしました。
特に全国的にめずらしく、
大型映写機や新旧の映画ポスターを
多数所蔵しています。

映画上映

本館では、毎月第2土曜日に、一日2回、映画を上映しております。映写機のカタカタという音を聞きながら、昔懐かしい映画をご覧になれます。毎年、12月、1月に来館された皆さんにアンケートをとり、リクエストが多かった作品を中心に12作映画を選定しております。

映写機
日 時 毎月第2土曜日 
午前10時~ 午後2時~
場 所 2F映画資料室
料 金 入館料のみ

上映する作品についてはお問い合わせください。

  • 映画ポスター
  • イラスト
  • 花笠若衆
  • 衣装

企画展

羽島市制施行70周年記念
企画展 『映画監督 神山征二郎の軌跡展』のお知らせ

「山はなぁ 一人でおってもちっとも寂しゅうないんじゃ 木や山がなぁみんな生きとるから
山にそういうものがいっぺえあるから 一人でおってもちっとも寂しゅうないんじゃ・・・」
この言葉は、昭和58年(1983)に公開された、映画「ふるさと」の主人公伝三じいさんの印象的なセリフです。心に残っている方もあるでしょう。「ふるさと」は、揖斐川の上流部で徳山ダムの建設により、やがて湖底に沈みゆこうとしている岐阜県揖斐郡徳山村(現揖斐川町)を描いた作品で、認知症の老人と少年の親交を通しながら、消えゆく徳山村の美しい自然を表現した神山征二郎監督の代表作です。一般公募で選ばれた子役には、羽島市の当時小学校4年生の浅井晋(あさいしん)さんが熱演し、主演の加藤嘉(かとうよし)さんと共に高い評価を受けました。

 神山監督は当時の本巣郡西郷村(現在の岐阜市)出身で、高校時代まで岐阜の地で過ごしました。卒業後上京し、大学在学中は演劇に傾倒していましたが、病気を患い大学を中退し帰郷しました。病気回復後に再び上京し、映画の世界に飛び込んでいきました。新藤兼人、吉村公三郎、今井正という名だたる各監督の助手をつとめたのち、昭和46年(1971)「鯉のいる村」にて監督デビューし、それ以後日本を代表する社会派映画作家として30以上の作品を生み出してきました。 80歳を過ぎた今なお制作意欲は衰えず、まもなく最新作である「歌こそすべて・中山晋平・歌と愛の生涯」の封切りが迫り、精力的に活動中の昨今です。

 今回、映画のつながりで当映画資料館とのご縁をいただき、企画展を開催し保管されているポスター・脚本類・写真類などを展示し、多くの皆様に観ていただく提案したところ、快諾していただき今回の開催となりました。また貴重な資料の寄贈も受けました。神山監督は現在長野県上田市にお住まいですが、長年映画制作に関わった証として、今まで携わった大量の資料を保存されており、その保管場所の山荘から遠路運んできた貴重なものばかりです。
ぜひ、当館所蔵の映画ポスター類をはじめ、神山作品の神髄に迫る生きた証としての資料や写真をお楽しみいただきたいと思います。
今回の企画展開催にあたり、準備のために献身的にご協力いただきました神山征二郎監督に心よりお礼申しあげます。

〈 神山監督の代表的な作品 〉
◇ 二つのハーモニカ(1976)
◇ ひめゆりの塔  (1982)
◇ ふるさと    (1983)
◇ 春駒のうた   (1986)
◇ ハチ公物語   (1987)
◇ 遠き落日    (1992)
◇ さくら     (1994)
◇ 三たびの海峡  (1995)
◇ 郡上一揆    (2000)
◇ 大河の一滴   (2001)
◇ 草の乱     (2004)
◇ ラストゲーム最後の早慶戦 (2008)

開催期間:令和6年6月29日(土)~ 9月16日(祝・月)
羽島市歴史民俗資料館・映画資料館

企画展の様子

歴史と伝統

竹鼻まつりの山車

本館がある羽島市の注目すべき歴史と民俗芸能をご紹介します。竹ヶ鼻城・美濃路などの歴史関係、竹鼻のまつり・代々まつりなど民俗芸能関係。ぜひご覧ください。

  • 歴史と伝統
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施設案内

本館をご利用のお客様はこちらをご覧ください。マップ付きで分かりやすくご案内します。

受付の写真

アクセス

アクセスマップ
住  所 〒501-6241 
岐阜県羽島市竹鼻町2624-1
T E L 058-391-2234
F A X 058-391-7663
開館時間 午前9時~午後5時
(入館は午後4時30分まで)
休 館 日 毎週月曜日祝日の翌日年末
年始(12月28日~1月4日)
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