令和7年度夏休み歴史教室

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 令和7年度夏休み歴史教室を8月6日に実施しました。
今年は木曽川の「西中野渡船」で渡船を体験し、その後一宮市尾西歴史民俗資料館で渡船の歴史を学びました。
 木曽川に唯一となった西中野渡船ですが、今年の5月に新濃尾大橋が完成し、長きにわたり続いた県道としての役目を終えようとしています。今回が最後となるかもしれない貴重な体験でした。
また、一宮市尾西歴史民俗資料館では、現在開催中の企画展「中野の渡し~木曽川最後の渡し船~」を見学しました。学芸員の神田さんに丁寧な解説をしていただき、参加した小学生の皆さんはもちろん、付添いで参加した保護者の方々も興味津々で聞き入っていました。
 木曽川と長良川に挟まれた羽島では、渡し船は古くから生活の一部でした。その運航がいよいよ終りを迎える中、今回の歴史教室は文化を後世に伝える意味においても有意義なものとなりました。

なお、西中野渡船についてですが、令和8年3月までは運航予定です。どなたも無料で乗船できますのでぜひ最後となるかもしれない木曽川の渡船を体験してみてください。

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岐阜県側の渡船場から旗を上げて船を呼びます
船の上から
木曽川を船で渡る様子
学芸員による解説を真剣に聞く様子
学芸員の神田さんも即答できない鋭い質問をする場面もありました

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