『木曽川・長良川の渡し』の冊子を製作しました 

その他

 渡し(渡船)とは、河川・港湾・湖沼などで両岸を往復し、乗客や荷物を運ぶ船及び航路のことです。
 明治14年(1881年)の統計では、岐阜県内だけでも172カ所の渡しがあったとの記録が残されていますが、現在では長良川の小紅渡し(岐阜市)と木曽川の西中野渡船(羽島市-一宮市)の2カ所のみとなっています。
「西中野渡船」においては新濃尾大橋(仮名)完成に伴い廃止されると伝えられているこのごろです。
 木曽川と長良川の大河にはさまれた羽島の地は、重要な交通や荷物の運搬手段として数多くの渡しが欠かせませんでした。また重要な脇街道の美濃路街道、竹鼻街道、八神街道などを支えてきました。


 この度、そんな歴史遺産ともいえる「14の渡し」と「5つの街道」の記録を残すため冊子を製作しました。当館にてご用意させていただいておりますので、活用いただければ幸いです。

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